ITエンジニアのコツコツ日記

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OneMix4プラチナエディション 予約しました!

OneMix4プラチナエディションを予約しました

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OneMix4は ONE-NETBOOK から発売される10インチノートで 世界最小フットプリント なPCだそうです。
私は昔から超小型ノートPCが好きで、UMPCやネットブックとか言われる機種を好んで買って使っていました。

昔はHPのHP2133とかmbook, ONKYO BXとか買いました。

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HP2133

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ONKYO BX
VAIO Pはちょっと高くて断念。

そして、最近だとGPDから発売されたGPD winGPC Pocketを購入したが、スペックが低く使い物にならず、あまり使っていない。

メインPCとしてはMacbook 12インチ(2016年モデル)を使っていて、Core m7のフルスペック構成だ。
最近はWindowsOSをメインで使っているのでbootcampして使っているが、ドライバがいまいちだったり、ファンレス機のためすぐに性能が低下して、不満だった。

長い間Macbook12から買い換えられる機種を探していたが、意外と見つからない。

そこにOneMix4が発表され、希望を満たすスペックであり、先行予約特典もあるので予約をした。

one-netbook.jp

OneMix4のなにがいいの?

OneMix4のいいところは現実的に使える10インチノートなのに超高スペックなところだ。

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CPUは第11世代インテル® Core™ i7-1160G7プロセッサー搭載で、メモリは16GB、SSDはPCI-e対応の512GBだ。 メモリ、SSDはそこまで珍しくないので、特に触れないが、強調するところはCPUがi7-1160G7なところ。

CPUがi7-1160G7採用、しかもTDP20W設定まで行けそう

すごいのでもう一度言います。10インチサイズでi7-1160G7ですよ。

i7-1160G7はIntelの第11世代でいうUP4(TDP 7~15W)に分類される省電力CPUだが、メーカーによって使用可能な電力を決めることができるようになっている。

簡単に言うと同じi7のCPUを積んでも、PCの排熱能力に応じて使用可能な電力が制限されるということだ。

ここらへんはVAIOさんのTruePerformance が詳しく説明しているので、見ていただきたい。(VAIOさん TruePerformanceという風にブランディングするのうまいなぁ。ただのIntelの仕様なんだが)

つまり、採用CPUも大切だが、CPUの性能をどこまで引き出せるかも重要なのだ。

OneMix4の排熱設計が非常によさそう

調べたところOneMix4の排熱設計が非常によさそうだ。

海外のYouTuberでOneMix4を動画に投稿している方がいる。

www.youtube.com

この人の動画を見ると、CPUのPower Limit のTDP値を20Wに設定することが可能なようだ。

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どうも出荷時のBIOSでは変更できず、WindowsからPL1の値を見ると9Wになっているそうです。
しかしPowerLimitの変更ツールを使えば、20Wに書き換えられるようで、20Wでの稼働テストを紹介しています。
そのうちOneMix4のBIOSアップデートがでるだろうということでした。

PowerLimit1(9W/15W/20W)の比較

動画で紹介されているが、CPUのPower Limit 1を9W, 15W, 20W に設定した際のベンチマークを載せている。

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このグラフはCPUの温度を示しており、20W時が最大温度になっている。
15Wの時は70℃程度なので、CPUとしてはまだ余力がある状態だ。
20Wで78℃近く達しているが、80℃以下なのでまだ余力はありそう。

つまり、OneMix4は20W以上の冷却能力を保有していることになり、10インチノートにしてはかなり冷却力が高いと思われる。

また、ゲームでの動作FPS の比較も上げられており、20Wにすることで描画フレームが大きく上昇していることが読み取れる。

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9W動作だと35fps 程度だったのが、20Wだと80fps近くまで上昇しており、持続可能な排熱能力があり、ゲーム利用でも期待できるところだ。

ONE-NETBOOK は超小型ゲーミングノートPC の OneGx1 Pro を発売しており、小型筐体での冷却機構の設計能力は高そうだ。
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このように小型でも高い冷却力があるためi7-1160G7を最大限性能を引き出せそうなPCで、動画編集エンコード、VMの複数稼働当の高負荷な処理にも耐えてくれそうだ。

TDP20W稼働については実機が届いたら詳細にレビューをしたい。

USB4.0(Thunderbolt4)に対応

OneMix4はUSB4.0に対応しており、しかも2ポート搭載だ。
USB4.0はThunderbolt4.0に対応しているので、2枚の4Kモニタへの映像出力を一本のType-Cケーブルで実現可能だ。

超小型で高スペックだからこそ、家ではメインデスクトップPCとして使いたい。

Thunderbolt4.0に対応していることで、複数ディスプレイ出力、充電、有線LAN接続等を一発で接続可能だ。

OneMix4の良くないところ

日本語キーボード配列がめちゃくちゃ

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OneMix4は日本向けにキーボードをカスタマイズしているが、もともとはUS配列での設計マシンなので、日本語キーボードがとにかくおかしい

逆にUS配列は非常にきれいな配列で、さすがオリジナル配列と言ったところ。

そもそも私はエンジニアでキーボードはHHKBのUS配列を使っているので、日本語キーボードはいらない。

ましてはUS配列キーボードを無理やり日本語キーボードにしたモデルを使いたいわけがない。

日本語キーボードを選ぶなら106キーで設計されたモデルでないとさすがにメリット無いと思いますよ。

US配列は先行予約者しか購入できないようなので、ほしい方は4月4日までに購入するといいと思います。
もちろん私はUS配列で予約しました。

Webカメラがない

なんとWebカメラがありません。。。

時代はテレワークなので、これはかなり痛い仕様です。

狭額縁を実現するために省いた可能性はありますが、カメラは載せてほしかったですね。

バッテリーが38.5Wh しかない

公式サイトには10000mAh 大容量バッテリー 書いていますが、アンペア表記でごまかしているようにしか見えません。 3.85V で 10000mAhなので 38.5Wh しかないんですよね。UP4のCorei7CPUには少々寂しいところ。

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Macbook12(920g)は薄くて軽いのに55Wh あります。まぁMacbookが異常にバッテリを積んでいるのですが、これくらいないと大容量ではないと思います。

OneMix4まとめ

OneMix4 は小型で非常に高性能なPCです。
持ち歩きやすい10インチ型でここまで高性能でデスクトップユースにも耐えられるPCはほかにありません。

先行予約特典もあるので、ほしい人はそれまでに買ったほうがいいかもしれません。

あとOne-Netbookのメルマガ登録すると 2000円引きのクーポン もらえますよ。
OneMix4 プラチナエディション 第11世代インテル Core i7搭載 国内正規版(英語キーボード)税込み¥154,220 でした。

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one-netbook.jp