ARM CPU搭載のWindowsノートPC
最近ARMプロセッサの話題が多い。 特にAppleのM1プロセッサーの話題が多い。
MacBookはARMのM1プロセッサー
M1プロセッサーはワットパフォーマンスが非常に優れており、 高性能、低消費電力、低発熱だ。
このAppleの図を見ると、M1プロセッサーも最大のワット数が30W越えとそこそこ大きいことがわかる。 Intelのi7 1165G相当はありそうだ。
Appleは今までIntel CPUだったけど、ここでARM系プロセッサーに変えている。
アーキテクチャが変わるからそれなりのデメリットがあるはずだけど、それ以上のメリットがあるということだ。
問題としてあがるx86やx64のバイナリが実行できない件についてはRosettaをインストールすることで、動作されることが可能。
エミュレータとして動作するので、動作速度は気になるところだが、意外と早いらしい。
なのでx64が動くとなると特にデメリットもないので、意外とM1プロセッサーが市場に受け入れられたということか。
WindowsもARMで動かしたい。
実はWindows機にもARMプロセッサを搭載したものはある。 Surface Pro X だ。
価格:164,780円 |
このSurface Pro XはCPUとしてMicrosoft SQ2
というものが搭載されている。
ベンチマークは passmarkの値を見たところ、しょぼすぎる。
Intel系のCPUどころか、まさかの Apple A13 Bionic
に負けてる。
iPhoneのCPUにノートPCのCPUが負けているということで、こりゃダメ。
MicrosoftとQualcommとの独占契約があってWindowsには他社のARMプロセッサを搭載できないとかなんとか。
おすすめのARM CPU搭載WindowsノートPC
HP Elite Folio 最大21.1時間稼働
HP Elite Folio です。
CPUはQualcomm® Snapdragon™ 8cx Gen2
搭載で、かなりベンチが良い。
Windows10での出荷だけど、Windows11へのアップデートが予告されている。
ARMプロセッサでx64の処理が可能
Windows11へのアップデートが予告されているので、HP Elite Folio
はx64のエミュレータを利用することができる。
この点においてはApple M1プロセッサと同じだ。
問題はそのエミュレーションのパフォーマンスであって、これはぜひ実機で試してみたいもの。
ARMのPCには 軽い、電池持ちが良いを期待したいが、 HP Elite Folio は1.3kg級の 重いPC。
せっかくARMプロセッサを搭載するのに1.3kgもあったらIntelCPUのマシン買うかと。
まだWindows向けのARM搭載のPCが少ないので、高価な機種しかないが、今後は安くて扱いやすい機種が増えると嬉しい。