ITエンジニアのコツコツ日記

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ARM CPU搭載のWindowsノートPC

ARM CPU搭載のWindowsノートPC

最近ARMプロセッサの話題が多い。 特にAppleのM1プロセッサーの話題が多い。

MacBookはARMのM1プロセッサー

M1プロセッサーはワットパフォーマンスが非常に優れており、 高性能、低消費電力、低発熱だ。

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このAppleの図を見ると、M1プロセッサーも最大のワット数が30W越えとそこそこ大きいことがわかる。 Intelのi7 1165G相当はありそうだ。 f:id:itkotsukotsu:20211215231630p:plain

Appleは今までIntel CPUだったけど、ここでARM系プロセッサーに変えている。

アーキテクチャが変わるからそれなりのデメリットがあるはずだけど、それ以上のメリットがあるということだ。

問題としてあがるx86やx64のバイナリが実行できない件についてはRosettaをインストールすることで、動作されることが可能。

エミュレータとして動作するので、動作速度は気になるところだが、意外と早いらしい。

なのでx64が動くとなると特にデメリットもないので、意外とM1プロセッサーが市場に受け入れられたということか。

WindowsもARMで動かしたい。

実はWindows機にもARMプロセッサを搭載したものはある。 Surface Pro X だ。

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感想(1件)

このSurface Pro XはCPUとしてMicrosoft SQ2というものが搭載されている。

ベンチマークは passmarkの値を見たところ、しょぼすぎる。 f:id:itkotsukotsu:20211215233516p:plain

Intel系のCPUどころか、まさかの Apple A13 Bionicに負けてる。 iPhoneのCPUにノートPCのCPUが負けているということで、こりゃダメ。

MicrosoftとQualcommとの独占契約があってWindowsには他社のARMプロセッサを搭載できないとかなんとか。

おすすめのARM CPU搭載WindowsノートPC

HP Elite Folio 最大21.1時間稼働

HP Elite Folio です。

jp.ext.hp.com

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CPUはQualcomm® Snapdragon™ 8cx Gen2搭載で、かなりベンチが良い。

Windows10での出荷だけど、Windows11へのアップデートが予告されている。

ARMプロセッサでx64の処理が可能

Windows11へのアップデートが予告されているので、HP Elite Folioはx64のエミュレータを利用することができる。

この点においてはApple M1プロセッサと同じだ。

問題はそのエミュレーションのパフォーマンスであって、これはぜひ実機で試してみたいもの。

ARMのPCには 軽い、電池持ちが良いを期待したいが、 HP Elite Folio は1.3kg級の 重いPC。

せっかくARMプロセッサを搭載するのに1.3kgもあったらIntelCPUのマシン買うかと。

まだWindows向けのARM搭載のPCが少ないので、高価な機種しかないが、今後は安くて扱いやすい機種が増えると嬉しい。