マウスには横スクロール機能がついているものと無いものがあるが、基本的には ところが横スクロールを使うケースが多いExcelでなぜか横スクロールが機能しない。 マウスカーソルで直接スクロールバーをスライドするのに限界を感じ、対策を調べたので紹介する。 Logicoolマウス等には横スクロール機能がついているが、機能しない。 例えばこれとか。 Microsoftのマウスの横スクロールがintellipoint方式のため、Excelもintellipointしかサポートしていないのだろうか。
intellipoint形式をサポートしているマウスはそう多くない気がするので、非常に迷惑な仕様である。 Excel2013頃からこの仕様は変わっていないようで、今後もintellipoint形式のマウスでないと横スクロールできないと思われる。 手っ取り早い解決方法はMicrosoft製のマウスを使うことだろう。 Excelのプラグインとして横スクロール(Shift + 縦ホイール)に対応できるソフトウェアがあった。 https://github.com/T800G/OfficeScroll/ 横スクロールを可能にするだけのシンプルな機能のため、最近のリリースは無いようだが、問題なく動作した。
これでShift + 縦ホイールによる横スクロールが可能となった。 OSSのため、会社のPCで利用可能な人も多いと思う。 Windows10からは高精度タッチパッドをサポートしている。 高精度タッチパッドはジェスチャーやスクロール等が非常に滑らかでMacbookのタッチパッドに非常に近い完成度になっている。 最近はBluetoothやUSBによる接続が可能な高精度タッチパッドも販売されているので、デスクトップユーザーも利用が可能。 おすすめはBTとUSB接続がともに可能なARCHISSのタッチパッド。 ARCHISS PrecisionTouch BT 極薄 軽量 タッチパッド USB Bluetooth 5.0 ワイヤレス 両対応 アーキス (トラックパッド) Excel2019以降は Shift+スクロールではないので慣れない操作ですが、標準仕様で横スクロールができるようになったのは大きな改善です。 最新のExcelを使っている方は是非試してみてください。 Excelで横スクロールできないのはMicrosoft側の仕様の影響が大きい。 プラグインでExcelに横スクロール対応が可能なので、OfficeScrollを導入するのがおすすめ。 またはExcel2019以降にバージョンUPして
Excelだけなぜかマウスで横スクロールができない
Shift + 縦ホイール
で横スクロールできることが多い。
Chrome, Firefox等の大半のソフトはこの操作で横スクロールが可能だ。
Shift + 縦ホイール
は使えないし、 Logicoolマウスの横チルドも機能しない。Excelで横スクロールする方法
Microsoft製のマウスを使う
どうもWindowsの横スクロールの信号には複数種類があるようで、intellipoint
という方式でないとExcelは検知できない。
intellipointをサポートするマウスの例としてMicrosoft社のマウスがある。Excelにプラグイン(OSS)を入れて横スクロールを対応させる
OfficeScrollというソフトでGithubで公開されているOSSだ。高精度タッチパッドを使う
この高精度タッチパッド対応のタッチパッドであればExcelにおける横スクロールも可能だ。
デスクトップ利用の人はタッチパッドを使う機会があまりないと思うが、高精度タッチパッドはマウスの代替入力手段として問題ないレベルまで仕上がりが良い。(2020/12/02追記) Excel2019以降は 「Ctrl + Shift + 縦スクロール」で 横スクロールが可能
Ctrl + Shift + マウスの縦スクロール
で 横スクロールが可能のようです。まとめ
OSSのプラグインを導入する方法とExcelスクロールに対応するマウス、タッチパッドの導入で 対処が可能だ。
Ctrl + Shift + 縦スクロール
を使うCtrl+Shift+縦スクロール
の操作を慣れるのも良い。
MacBookのBootCampのWindowsに高精度タッチパッドドライバを導入
MacBookにはMacOSがOSとしてインストールされているが、BootCamp機能でWindowsをBootすることもできる。 しかしBootCampでインストールされるタッチパッドのドライバはWindows10 でサポートされる スクロールも滑らかでないし、仮想デスクトップの切り替えもできない。 MacOSでは非常に滑らかに動作するMacBookのタッチパッド。 調べてみたらOSSとして開発がされていたので導入してみた。 開発されているソフトウェア名は Github: mac-precision-touchpad 大抵のMacbookのタッチパッドがサポートされており、iMac向けに提供されているMagic Trackpad 2もUSBモードはサポートされている。 Magic Trackpad 2はBluetoothも内蔵されているため是非サポートしてほしい。 Drivers-amd64-ReleaseMSSigned.zip 回答したファイル 無事インストールされるとデバイスマネージャーに ドライバのインストールが完了するとWindowsが高精度タッチパッドとして認識するため、タッチパッドの設定からジェスチャーを登録することが可能。 たまにこのドライバの影響でスリープからの復帰に失敗することがある。 わりと深刻な問題なのでバグが修正されたら更新したい。Windows向けの高精度タッチパッドドライバ
高精度タッチパッド
ではない。
ハードウェア的にはWindowsの高精度タッチパッドに匹敵する能力を持っていそうだが、どうにか高精度タッチパッドとして認識させられないか。mac-precision-touchpad
mac-precision-touchpad
。
OSSなので、Githubにソースコードやドライバがある。
ロードマップにBTサポートは含まれていないので、すぐには改善されそうにはない。導入環境
ドライバのインストール
githubのリリースページからドライバをダウンロード
ドライバファイルからインストール
AmtPtpDevice.inf
を右クリックしてインストール
を選択Apple SPI Precision Touchpad Device
が表示される。
動作
三本指で仮想デスクトップの切り替えもできるし、スクロール、拡大等、すべての操作が滑らかで心地よい。
Github上のIssueを見るにMacBookの機種依存のようで、再現しないモデルもありそう。